【書評レビュー】鷲見誠一『人権の政治思想-デモクラシーの再確認』

ちょっと左寄りな著者による講義録をまとめた民主主義の本

最終更新日:2017年8月16日

慶應義塾大学の名誉教授が在職中に講義していた民主主義の講義録。

鷲見誠一『明石ライブラリー 人権の政治思想-デモクラシーの再確認』明石書店、2009年

私の評価 ★★★☆☆
ページ数 220頁
著者・編者 鷲見誠一
出版社 明石書店
出版年 2009年
出版社ページ 明石書店 書籍詳細ページ
目次
  1. 第1章 人権理念の歴史
    第2章 現代人権思想の理論的根拠
    第3章 現代人権思想と政治理論
    第4章 デモクラシー

    ※詳細は上記出版社ページへ

価格 2,700円

慶應の名誉教授である鷲見誠一氏の著書。
中世ヨーロッパ思想が専門の方。
氏が在職中に慶應義塾大学法学部政治学科で講義されていた「民主主義思想論」の講義内容をまとめた本です。

学部向けというより一般向けといった印象。
特に著者の政治的志向が強く出ています。
「私はこう思う。君たちもこう思いたまえ。」というような。。
戦争反対、靖国、憲法などへの著者の志向も散りばめられています。
いわゆる左寄りなリベラルな人権論を論じています。
「政治思想」の本としてはそういった時事的で個人的な見解は排除したほうがいいと思いますが、いわゆる講義録みたいな本ですし、読みやすさには一役買っているかと思います。
あと少し古い印象がありますね。
著者がが在職されていたのが2004年までですから、出版が2009年でも内容はもっと古い。

本書は「人権理念の歴史」「現代人権思想の理論的根拠」「現代人権思想と政治理論」「デモクラシー」の各章で構成されています。
内容はそれほど濃くないのでさっと読めます。

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